河内宙夢 詩、日記

コウチヒロム 日記、詩、活動

多分なにかをしなきゃいけなくて、だけど何をしたらいいのかよくわからなくて、ここ最近はずっと宅録をしている。去年作った「小さな部屋」というアルバムも同じ動機でしかも同じ季節に1か月くらいで作った気がする。

今回も動機は、成長していないけれど、内容は前回と比べて進歩していると感じている。

今度のアルバムは、もうすこしちゃんと作れるかな。

2週間ほど前、友達不在の友達の家で、なんとなくクラシックの教育テレビを見ていた。そこでは、チャイコフスキーのバラードについて特集していて、チャイコフスキーのバラードをスタジオで日本人の女性が生演奏していた。

夏の昼、クーラーもつけず、パンいちで座りながら見ていた僕はなぜか泣いた。クラシックの素養などまったくないが、その時チャイコフスキーの悲しみと葛藤がピアノの音に変わって、僕の心に流れ込んでくるのを感じた。そのとき僕の人生はまたくにゃっと曲がった気がした。

ああ、音楽ってすごいなあ。今度チャイコフスキーのCD買ってみようと思った。

僕も僕の音楽で誰かの人生を少しだけでも、くにゃっと曲げることができたらいいと思っている。