一昨日は、京都御所南にある京町家でライブをした。
共演は西洋彦さん、オクノ修さん、中川五郎さんとのライブだった。
中でもオクノさんや五郎さんは昔から僕が聴いていた人たちだった。
そういう方たちとライブが出来るのはやっぱり感慨深いものがあった。
自分はこの日の為に、刀を研いでいた。
しかし刀はひらりと交わされた、跳ね返された、受け止められた。
もっとしなやかにならなければと思った。
オクノさんや五郎さんに貰った音楽をお返しするつもりだったけど、それは自分にはまだ早かった。
歌を作り始めた頃を最近、忘れていたなと思った。
あの頃みたいに丁寧に、自分は自分の歌を突き詰めなければ。
今は歌を作りたいというより、今ある自分の歌に負けない身体を作りたい。
最近負けている気がする。
今日は、ライブ会場にオクノさんが忘れた、お客さんから貰っていた花束を六曜社に届けに行ったら、オクノさんからコーヒーとドーナツを奢って貰った。